南アで先生をする人のブログ(因島編)

JICA海外協力隊。南アフリカ共和国で小学校の先生をしています。

業務一時帰国

すでにニュースにもなったのでご存知の人もいるかもしれません。

コロナのパンデミックを受けて、先日全協力隊員の一時帰国が命じられました。

www3.nhk.or.jp

 

実は昨日もパラパラと文章を書いてみたのですが、うまくまとまらず諦めました。思えばこのブログをタイムリーに書くことはほとんどしていなくて、何か起きたものを自分の中である程度消化してから、それを文字にすることで整理していたことに今更気づきました。

ここ数日間で色々なことが起きているのだけど、今日はとりあえず現状報告とざっくり所感だけ書こうと思います。

 

まず現状報告ですが、24日の便で出国し、25日に帰国する予定となりました。その後は14日間JICAの施設で待機命令が出ています。任地へ戻るのは早くとも5月中旬。以降は情勢を総合的に見て帰任の時期などを判断するのだと思います。

 

次に思っていることですが、全くまとまらないので箇条書きで、とりあえず書きます。

 

・1785人全隊員を一時帰国させるという大きな判断をし、尽力してくださっている本部や事務所の方々には頭が上がらない。

・正直2年間帰るつもりはなかったので予想外だったし、悔しいというかやるせないというか。けど正しい判断だと思っている。

・せっかく一時帰国するので足りないと気づいた知識や技術を補う時間にする。

・帰国するとわかった途端にいろんな欲が湧いてきた、会いたい人も食べたい物も行きたい場所もたくさんある。けど立場と状況を考えて適切に行動しなければ。

・南アにいたことで、日本の様子は実感が沸かずやや寂しかった。代わりに以前と比べ世界中の様子にアンテナを張るようになった点は良かったと思う。

・どんどん感染者が増え対応も急速に進んでいるアフリカを見ると、本当にパンデミックなんだなと実感。

・不幸中の幸いで切りよく1st termは最後まで見られてよかった。反省(これを書くとまた長くなる)を生かしてこれから本格的に活動したいという気持ち。

・先が見通せない一時帰国の状態でどうモチベーションを保っていくのかが今後の課題になる。

・せっかくなので他国の隊員と自主報告会などできると学びが多そう。

 

以上、ざっくりと今思っていることでした。これまた外部向けというより自分向けになってしまい申し訳ないです。帰国関係以外にも最近の出来事だったり活動のことだったり、またそのうち更新しようと思います。

 

とにかくまずは無事に帰ろうと思います。南アは今日も痛いくらいの晴天です。

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