国内待機の様子
隔離生活も早11日目です。
いまのところ体調を崩すこともなく、元気に生活をしています。
14日間の隔離生活、つまらなくて辛いんだろうなあと思っていましたが、意外とあまりストレスを感じずにここまできています。
先日他の隊員と話をしている時(もちろんマスク着用3蜜回避、短時間)に、ある人が「任地に1人でいるのも隔離されているようなものだよね。」と話していました。本当にその通りだなと思います。そして任地に比べれば今の環境はかなりストレスが少ないです。停電も断水の心配もないし、ネット環境も安定している。口にあった食事も食べられる。何より日本語でコミュニケーションを取れることが大きいです。相手の言っていることがわかる、自分の考えが伝えられる。任地にいる時はそれが当たり前だったので気づかないようにしていたのかもしれませんが、やっぱり言葉の壁というのは相当なストレスなんだなと実感しました。
だからこそ同時に、「もっともっと英語やスワジ語がはなせればなあ」とも思います。言語の壁がストレスなら、勉強して補うしかないよなと。スワジ語はもちろん英語も苦手なので、これからもコツコツ力をつけていきます。
さて、ここからは写真を交えて。
施設ではありがたいことに毎食お弁当が出ます。廊下の机に置かれた物を取って自室で食べるという形です。たった4ヶ月弱しか経っていないのに、久しぶりにお味噌汁を飲んだ時は本当に染み渡りました。それからおにぎりの美味しさたるや。しっとりした海苔とお米の絶妙な塩加減最高。南アのお米も悪くなかったけどやっぱり日本のお米が一番ですね。
久しぶりにお湯を張ってお風呂にも入りました。温泉大好き人間なので久しぶりの湯船は極楽でした。けどお湯を溜めている時に「ものすごい量のお湯使ってるな……シャワーだったら5分の1くらいで済みそうだな……」なんてことも過ぎりました。南アでのシャワー生活はいつお湯が出なくなるかわからないのでいつも短時間で済ませていた結果だと思います。人ってこんな短期間でも感覚が変わるものなんだなと実感。
Amazonって本当にすごいね。野菜成分が欲しくて注文したら翌日届きました。南アにもtake a lot という似たような会社があるんだけど、以前pcの充電器を注文したら届くまで3週間くらいかかりました。ちなみに田舎なので僻地料?として追加料金(確かR100≒600円くらい)も取られました。とはいえネット注文で欲しいものがちゃんと届くんだからやっぱり南アは比較的発展しているなとも思います。
隔離生活ですが、敷地内を歩くことは許可されているのでよく散歩しています。今年は桜を見ることができると思っていなったので、棚ぼたでした。南アフリカのサクラとも呼ばれているジャカランダ(紫色で綺麗)は10月が見頃なので、その頃には向こうに戻れるといいなあ。先行きの不透明な状況ではあるけれど、戻った時に良い活動ができるように、今は国内でできる準備や勉強をしたいと思います。
おまけ。足元に咲いていたきれいな色の花。名前わかる人いたら教えてください。