南アで先生をする人のブログ(因島編)

JICA海外協力隊。南アフリカ共和国で小学校の先生をしています。

生存報告

大変お久しぶりです。

今日で帰国から2ヶ月と3日が経ちます。早いものですね。

南アにいた期間が3ヶ月と3週間だったのですが、この感じでいくとあっという間に待機期間の方が長くなってしまいますね。

 

今日は生存報告ができればと思っての更新です。

隔離期間終了後から実家で待機し、3日にいっぺんの買い物と日々の散歩を楽しみに生きています。

元気です。

 

隊員としての活動は申し訳ないことに十分にできていません。

南アの同僚や友人たちとたまにWhatsApp(アフリカで主流のSNS)で連絡をとったり、活動中にとっていた資料をまとめたり、語学の勉強をしたり(これは最近サボり気味)。オンラインで他の隊員と会議をしたり、たまに情報をもらって興味のある勉強会に参加したり。

「いまできることを」というと耳触りはいいけれど、(任地に対して)実際大したことはできていないなあというのが実感であり、最近までそこが一番のストレスでした。

隊員の強みである「現地の人と同じ場所に住み、同じものを食べ、共に生活する中で」の草の根的国際協力が封じられている今、そして再赴任の見込みもなかなか立たない中、果たしてオンラインでできることがあるのだろうかとモチベーションを保つことも苦労しています。

 

根っからの面倒くさがりである私は「お金が無限にあるならば働きたくない」タイプの人間ですが、今回の期間を経て「他者や社会と関わり貢献することの喜び(確かアドラーが言っていた)」が人間には必要なのだとちょっと感じています。特に「よし2年間頑張るぞ!」という気持ちでスタートしたばかりだったので。肩透かしを喰らった気分です。

 

 

緊急事態宣言が解除されましたね。

最近まで長めのモヤモヤ期だったのですが、現在は国内でのボランティア需要に目を向けて活動していこうと準備中です。やっとできることが見つかった感じ。

とはいえまだまだ不安定な世の中です。無事に国内での活動がスタートしてここでも活動報告ができるようになるといいな。

 

 

なにも写真がないので、夜散歩したときに出会った猫を。

ソーシャルディスタンス。

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