Kamhlushwaでの生活スタート!
南ア隊員は今回変則的でして、普段なら首都で語学学校に通いながら1ヶ月間みっちり過ごすのだけど、我々2019−2は1週間でオリエンテーションや事務手続き関係等を済ませ、早々に任地へ飛ばされました。ここで現地の語学講師(そのうち紹介する、siswati語です)のマンツーマンレッスンを受けながら、ゆるゆると生活に慣れていっているところです。
さて、私の任地はNkomaziという地域です。ここは北はクルーガー国立公園、東はモザンビーク、南はエスワティニに囲まれた、いわゆる僻地です。首都のうちの一つであるプレトリアからは直線距離でざっと400km、車だと約5時間、まあまあ遠い。
Nkomaziの中でもKamhlushwaという地域に住んでいるのだけど、ここがまたいい感じに田舎です。ほとんど何もない。けど地元の人はいい人たちばっかりです。アジア人はかなり珍しいらしく、最初はみんなキョロキョロこっちを見てきます。だけどこちらから現地語で挨拶すると急に笑顔になって握手してくれて。早くもっと近所の人と仲良くなりたいなー、何て思いながら散歩とおしゃべりして日々過ごしています。
とはいえこちらは今夏なので、日中は本当に暑い。気温は14時で36℃くらい。湿度はそこまででもないけど日差しがきつい。目も痛い。ので基本的に17時ごろからしか歩いてません。
感覚としてはかなり道が整備されている気がします。割と田舎なはずだけどしっかり整備されている我が家の目の前。ちなみにこの写真の先、20kmちょっとで隣国エスワティニ🇸🇿です。
車で買い物に行く道。この道の先、同じく20kmほどでモザンビークです。
Kamhlushwaはなかなかの田舎なので、地元の人もみんな隣町のTongaにあるモールまで買い物に行きます。JOCVは車の運転厳禁なので最近は地元民が利用するコンビタクシーを使っています。
こちらはfishandchips屋さん。近所にある唯一のスーパー、Usaveの向かいに建ってます。近所にはお店が3種類しかなくて、それが①小さな個人商店②ヘアサロン③fish&chips屋さん の3つ。なんでそのラインナップなのか謎だけど、他の知識や技術を持っている人は外に働きに出ているのかな。今度誰かに聞いてみる。
道端にはマンゴーの木がたくさん植ってて、取り放題食べ放題です。みんながイメージするマンゴーよりも筋が多めで野性味溢れてる。味はとっても美味しいけどなんか食べすぎるとアレルギー出そうなので二日で一個にしてます。
こちらはゴミ捨て場、なのかも不明。道を歩いていると不意にこういうゴミが溜まっている場所が現れます。加えて南アにはゴミの分別という概念がありません。全て一緒くたにして燃やします。正規の場所にゴミを置けば収集車が来るみたいだけど、このゴミ山はいったい誰がいつどうするのだろう...... 環境教育の視点でもまだまだ支援する必要がありそう。
ということで、日差しにやられながらも任地での生活がスタートしました。今のところお腹も壊さず元気です。次回は自分の家とか生活について書こうかな。